この小説では、ゲーム本編の後半も後半、“シュタインズ・ゲート世界線”へと到達する直前で分岐した物語が描かれます。もっと言えば、牧瀬紅莉栖を救出できないまま、いろいろな思いを封じてβ世界線で暮らすことを選んだ主人公・岡部倫太郎のその後……つまり、俗に言う“執念オカリン”へと到達する物語なわけです。ゲーム本編にあった「一度失敗する必要があった」という発言の補完的な物語になっています。
- 紅莉栖を刺してしまったオカリンの話だよね。確かに、いわれてみればこの部分のエピソードが描かれていないのは不思議といえば不思議ですな。
- この世界戦ではドラマCDβのまゆりの話はどうなっているのだろう。いろいろ楽しみなので、一ヶ月後の発売を心待ちにするっす。