STEINS;GATE 無限遠点のアルタイル

  • 二日で一気に読みました。前巻までまったりと進んでいたのに一気に展開が加速するけど、最後の方が雑なのが残念である。執念オカリンの物語というよりは、執念オカリンが生まれるまでの物語だよね。
  • 比屋定真帆がSteins;Gate世界線でどうなるのかとか、Amadeus上の紅莉栖にもうちょっと活躍して欲しいとか、椎名かがりがどうしてラウンダーやってるのかとか、ロシアによるタイムマシン実験がどうなったのかとか、もうちょっと書き込んでほしいシーンが多い。
  • ラストの2025年のオカリンが未完成のタイムマシンで救出に向かうのは、ドラマCDβの鈴羽とまゆりなんだよね。この二つの世界線って共通しているんだ。でも、オカリンって2025年に綯さんに殺されるんじゃなかったっけ?ああ、これはβ世界線の延長だからそれはないのか。
  • 実は2036年でタイムマシンの母と呼ばれていたのはAmadeus上の紅莉栖なんではないかとか想像していたけど、全然違った。Amadeus物語の要素として大々的に出してきたのに、広がりがないよねえ。
  • とはいえ、Steins;Gate本編もこれで一応の完結なのだろうか。公式後日談を読みたいところだし、はやくだーりんのPC版を出してください。