七都市物語 シェアードワールズ (トクマ・ノベルズ)

cutxout2005-04-26


七都市物語 シェアードワールズ (トクマ・ノベルズ)

七都市物語 シェアードワールズ (トクマ・ノベルズ)

別の本を買いに行ったはずの本屋で、思わず買ってしまいました。田中芳樹による続編かと思いきや、小川一水、森福都、横山信義、羅門祐人がオムニバス形式で書いたサイドストーリー集のようだ。七都市物語を最後に読んだのは、少なくとも10年以上前。読む前に多少は知識を復習しておかないとなりません。

  • ビッグフォールドダウン、オリンポス・システム
  • アクイロニア、タデメッッカ、クンロン、プリンス・ハラルド、ブエノス・ゾンデ、ニュー・キャメロット、サンダラー
  • ケネス・ギルフォード、AAA、リュウ・ウェイ、カレル・シュタミッツ、ユーリー・クルガン

キーワードはこんな感じか。ギュンター・ノルトって何方様でしたっけ?前作では、アクイロニア、ニュー・キャメロット、プリンス・ハラルドがブエノス・ゾンデを分割統治したところで終了でしたね。これから面白くなりそうだったので残念です。何となく、リュウ・ウェイがヤン・ウェンリーみたいな感じで好きだった気がする。

作家陣

かろうじて名前を知っているのが横山信義と羅門祐人。横山信義は、だいぶ前に八八艦隊物語を書いていた人ですね。読んだことはありませんが、評判は高かったと記憶している。羅門祐人は、一時期の仮想戦記ブームに乗ってトンデモ系の粗悪品を大量廃棄した人じゃなかったっけ。「悪貨は良貨を駆逐する」を地で行く状態を作り出した陣営の一構成要素。他二人は知らんがですが、予備知識ゼロの状態で読んでみよう。
いっそのこと、佐藤大輔による七都市物語を読んでみたかったなあ(反実仮想)。