CPU/GPUのグリスを塗り直しました

現状確認

5950X

  • できればグリスは1年毎に塗り直した方がよいとT-ZONEの頃からお世話になっている店員さんに助言をいただいたけど、結構面倒な作業なので昨年はスルーしてしまいました。マザーボードをケースから取り出す作業が大変すぎて億劫になっていましたが、放置するくらいならそのまま作業してしまえと言うことで。
  • 2年弱ぶりなのでどうかと思いましたが、十分に粘性が残っていますので、3年くらいでも大丈夫だったかもしれません。
  • スッポンが怖くてOCCTとCinebentchを1時間ほどまわしてグリスを暖めておきましたが、100%稼働でも60℃位までしか上がらないのですね。

1660ti

  • GPUは2019年購入なので5年ものですが、こちらはアウト。グリスが干からびて粉になってました。GPUのグリス塗り直しは初めてですが、CPUと一緒に定期的にやっておくのがよさそうです。この状態でも実運用でほとんどファンが回らないので、本当に発熱しないのだと再認識。
  • この写真を見ると、グリスの塗り方って適当でいいのだなと実感出来ます。

作業

  • シミラボのマスキングテープが大変便利ですが、ちょっとグリス盛り過ぎかもしれません。

結果

  • 仮組みして電源ONしても画面が映らず焦ったけど、GPU電源ケーブルつけ忘れるという初歩的なことをやらかしました。
  • 1年前に設定したリミッターを解除して、ブーストクロックを有効にしてみました。これで5950X本来のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。とはいえ、ちょっと怖いのでサーマルスロットリング閾値だけは残して起きます。ブーストクロック無効だとCPU温度は40℃に張り付いてましたが、平均的に若干高温になり、ピークで60℃を若干超えるくらいに跳ね上がる。落ち着くとすぐに40℃台に戻ってくるので、きっちり冷却は出来ているようです。
  • ついでにボタン電池CR2032も交換しておきます。セリアで売っていた三菱電機製ですが、100均で買えるのはありがたいです。
  • 2年ぶりに分解して驚きましたが、ケース内部がとっても綺麗でした。CPUもGPUヒートシンクがまるで新品のようでホコリの堆積などは無し。ケース下部の電源、ケース上部のファン付近も綺麗なもので、ケースのフィルタがきっちり仕事しているようで安心しました。
  • 久しぶりの作業でしたが、手を動かしてみると勝手に手が動くような状態だったので我ながら驚きである。

申し送り

  • ケース上面の20cmファンは次回取りはずすこと!Assassin IIIクラスの巨大空冷ファンだと指が引っかかってファンを取りはずせません。ブレードで指を切ってしまいました。orz
  • 上面ファンは実質的に役に立っていないので、静音14cmファンに交換するか、単純に取りはずしでもよいかも。