構成
ストレージ
- 長らくHDDを2個1組で購入して、1個をまるごとバックアップに回す運用を続けてきたものの、SATA 6ポートの上限が常にネックになって困っておりました。今回、X570マザー導入でM.2x2とSATAx8になって上限が緩和されるのがありがたい。M.2はPCIe Gen.4の本命が出たところで導入したいので、当分はSATA onlyで運用を続けます。
- これに加えて、米国アマゾンのおかげでHGSTのヘリウム入りモデルを安価に入手できたので、全部揃ったところで一気に移行する所存。もうちょっとだけ現状の運用を続けます。あと2週間で純増22TBに加えてThinkpad X230とRaspberry Piのバックアップ領域まで手に入ると思えば、頑張ってやりくりしましょう。
C: SSD 256GB -> 1TB
D: HDD 4TB -> 6TB(既) +2TB
E: HDD 2TB -> 4TB(既) +2TB
F: HDD 4TB -> 8TB(既) +4TB
G: HDD 8TB -> 10TB(新) +2TB
H: HDD 6TB -> 10TB(新) +4TB
I: HDD N/A -> 8TB(既) +8TB
Thinkpad X230/Raspberry Pi Backup -> 2TB(既)
ディスプレイ
- 10ヶ月前にEV3237を買ったものの、750Tiの性能不足で2Kまでしか出力できなかったので、デスクトップ側でL997(1200x1600)+EV3237(2560x1440)、Thinkpad X230側でLP2475w(1980x1200)という変則的な運用を続けてきた制限から解放されました。長らく欲しかったEV2730Qも入手できたので、ディスプレイ周りも一気に入れ替えが捗りそうです。
- EV3237のNative 4Kはとても綺麗だけど、文字を読むには難儀する。動画メインとはいえ、ブラウザ内の文字やエクスプローラーでファイル名を表示することはあるので結構辛い。かといって、スケーリングするのは何か負けた気がする。しばらくこのまま行ってみましょう。
- さて、今回の教訓。液晶を買う時に、最近主流のスリム・ベゼルレスモデルを選んではいけない。事前に気づけて本当によかったですわ。とはいえ、今後はこちらが主流になると思われるので、その時考えるしかありません。
独り言
- 前回自作した時のメモhttps://cutxout.hatenadiary.jp/entry/20081030/p3につなげる形でまとめてみよう。我ながら、どうしてこうなったとしか言いようが無い。11年近くも同じプラットフォームを使い続ける羽目になるとは思いもしなかった。これほど長く使っている家電は冷蔵庫と洗濯機くらいしかないと思う。
- 途中、CPUがQ9550からQX9770になり、RAMが4GBから12GBになり、VGAがRADEON R7 250を経てGeforce GTX 750Tiになり、SSDを導入する形で延命を続けてきたけど、根本的に困ったことはなかったのですな。限界が見えたのがグラフィック周りで、せっかく購入した4Kディスプレイにネイティブ表示できないのはさすがに悔しい。レガシーBIOSの限界で、これ以上チップセットを更新できなかったのでどうしようも無い。
- 当初はIntelでうだうだ悩んでいたけど、AMDに切り替えたらあっさりと構成が決まってしまった。あと1ヶ月早ければ07/07に3900Xを確保しに行った気がするけど、その祭を視たからこそAMDに興味を持ったのでどうしようも無い。今すぐ3700Xを買うか、3900Xを待つか、3950Xを待つかが次の悩みだったけど、3700Xで正解だったんじゃないかな。
- 混乱したのがメモリ周り。オーバークロックするつもりは無いけど、せっかくなので3200 Nativeにはこだわりたい。しかし、マザーボードの仕様を読むと4枚刺しでは2666が上限と書いてある。それで2666を買ってみたら、実は4枚刺しでも3200が普通に動くという報告がある。結果的には、3200を買っておけばよかったのだろうか。まあ、何処に行ってもモノが無かったし、単価高いし、相性保証つけただろうから、実費で1万円くらい高く付いたあげくに動かなくても文句言えない代物だから、こんなものと思っておきましょう。
- ケースも要件を満たすものが無くて困った。Fractal DesignやAntecの静音ケースは奥行きが長すぎて設置場所に置けない。5/3.5inchベイの合計数も要件を満たすモノが少ない。悩んだ末にCM690 IIIを選択。当初懸念したCPU/VGA/MB周りはよく冷えるのだが、HDDの冷却に問題がありそう。ケース正面の20cmファンで相応の風量を送り込んでいるけど、3.5inchベイの配置が悪くてHDDまで風が届いていない。ケース内にファンを設置して、局所的に吸引しないとうまく冷却出来ないのではないだろうか。ケースを密閉した時のエアフローで考えるとうまく行くかもしれないので、しばらく様子見する予定。室温28℃に対して、38℃から45℃位に分布しているので、ちょっと余裕が無い気がする。
- マザーボードのSATAポートの配置が、マニュアルの記載と合っていないのは困りもの。こんなこともありそうだと実測しておいてよかったです。
MBの記述 実際の配置
|8|6|4|2| |5|7|4|2|
|7|5|3|1| |6|8|3|1|
- サウンドカードがONKYO SE-200PCIのアナログ接続から、オンボードRealtek ALC1220のS/PDIF接続に変更。接続先はONKYO NR-365なのでPCとの接続経路以外は何も変わらないけど、音質が若干堅い感じになった気がする程度かな。メインはYoutubeやニコニコ動画の視聴程度なので、そのうち慣れたら違和感すら感じなくなるでありましょう。
- 唯一残ったレガシーがRealforce 101のPS/2ポートであるが、こればかりは壊れるまで使い続けたい。次世代マザーボードを買う時はもはや付いてない気がします。
- 一番肝心な点かもしれないけど、これだけパワーアップしても日常利用している限りはちょっと反応が早くなったかなという程度にしか感じないのが驚きである。使ってるソフトが同じなら劇的に速くなってくれてもいいように思いたいけど、そういうものでも無いらしい。主要ソフトの結構な割合が15年以上使い続けてるようなものだったりもするので、抜本的な再調整が必要なのだとは思う。
コスト
- PCが21万円、HDDが11.5万円、ディスプレイが8.4万円、合計40.9万円と言うところでしょうか。
- ひとまとめにすると結構な金額になるけど、それぞれ別目的に確保しておいた予算を一時期に使っただけなので、感覚的にはそれほどでもない。内訳で考えれば、PCは予算通り、HDDはお値段据え置きで容量三倍増、ディスプレイは2.5万円安く買えてホクホクという感じです。
- 消費税増税前に買っておきたいものが他にもあるので、今のうちに買ってしまいましょう。10月以降は徹底的に買い控えしますわ。