- 何となくWikipediaを眺めていて、S3 Graphics - Wikipediaのエントリを見たのがきっかけ。芋ずる式に当時使っていたビデオカードを追いかけてみました。改めて見直したら、当時はいろんなメーカーがあって、それぞれ持ち味があって面白かったなあ。
S3 Vision 968
- 1998年1月頃、初めて自作PCにトライした時に購入した奴。PCにはビデオカードが必要だということは知っていたが、かろうじて名前は知っていたのがMilleniumIIしかないという状態でした。おまけに、値段の差が何から来るのかとか、チップセットとか、描画速度とか、さっぱり分からない状態で秋葉原のぷらっとほーむに行ったら、「分からなければこれを買っておけば間違いなし」という説明付きで、値段が\5,800だったかな。バルク品でドライバもついていなかったけど、どうするつもりだったんだろう。知らないことは幸せです。まあ、このPCではFreeBSDを動かしたりしたので、結果的に間違いではなかったですね。枯れてるチップだったので、簡単に認識してくれましたし。
3dfx Voodoo Rush
- 1998年10月頃。このころになるとさすがに3D性能が欲しくなってきました。正確には、Final Realityを真っ当に移せるカードが欲しかったのかな。Voodoo2がでたので、型落ちのVoodoo搭載カードが安く売ってないかなと思ってふらついていたら、秋葉原の俺コンでたたき売りしていたVoodoo Rushを買ってしまったような。チップセットは、VoodooRush+AllianceAT25と書いてあった。
- しかし、これが大失敗。換装してFinal Realityを動かしたら、色調はおかしくなるわ、途中でハングアップする話で、もう散々でした。購入店に持って行ったら返金してくれたのはラッキーだった。でも、これがきっかけでVoodooはトラブルの元という感覚を持ってしまったんだよな。
- 代わりにRiva128を買うのも検討したけど、何となく懲りたのでもうちょっとVision 968を使い続けることに。
href="http://ja.wikipedia.org/wiki/riva"nVIDIA Riva128ZX
nVIDIA RivaTNT2Ultra
- 1999年9月頃。GeForce256がでる寸前だったのかな。二台目自作PCで使うべく購入。ビデオキャプチャーもできる統合品だったのですが、改めて考えると結構怪しい製品だったなあ。3Dサングラスとかもついてたっけ。Final Realityとか3DMark99、3DMark2000がきっちり動いたのでパフォーマンス的には満足でした。
- しかし、ここでキャプチャーした動画のcodecがmotion jpegを独自改良したらしい妙なcodecで、しかもそのドライバは、このカードを刺している時に限りロードされるという困った動作をしたため、次のマシンに買い換えた時に見れなくなって困り果てたような。
- このころはS3 SavageとかMatrox G400とかnVIDIA RivaTNT2とか3dfx Voodoo3とか、いろんな製品がでバトルしてて面白かった気がします。あのカオスっぷりは面白かったな。