ARIA The NATURAL 第16話 「その ゴンドラとの別れは…」

  • 気がつけば、オープニングが前作の「ウンディーネ」に変わってる。改めて聞くと、やっぱりこっちの方がよいなあ。今回限りの特別編だと思うけど、このまま変わっちゃっても良いかも。:-)
  • 「ゴンドラ」を中心に、「水先案内人」「希望の丘」「初めてのお客様」のエピソードがちりばめられている感じ。初期の好きな話ばかりなので、もっと丁寧に描いて欲しかったなあと思いつつも、結果的にはいい感じに落ち着いたのかも。
  • 原作の「ゴンドラ」を読み直してみたのですが、話の中心はゴンドラと一緒にネオ・ヴェネツィアを廻ることではなくて、深夜に灯里がゴンドラとお別れするシーンと、数日後新しいゴンドラと一緒に街中で古いゴンドラに出会うシーンなんですね。これがすっぱり削除されちゃったのは残念。でも、最後の方で「明日はゴンドラとお別れの日です。」と言ってるので、もうちょっとお話は続くのかも。代わりに挿入された陸橋水路からの帰り道はいいお話なんですけどね。
    • あの、いつから...
      • さっきからずっとのっとるよ。
    • どちらまで?
      • この先の分かれ道まで。
    • あの、どうして私のゴンドラに?
      • さあ、どうしてかなあ。きっと、そう言う縁なんだろうよ。
    • つきました。
      • もう少し、乗っててもいいかね。このままもう少しだけ、漕いでくれないか。
    • はい。
      • ありがとう。
  • BGMも「ウンディーネ(ピアノソロ)」「サンタクロウスの空」へのコンボは、まるでこのまま最終回ですと言わんばかりの雰囲気です。ちなみに、このアレンジはサントラには収録されてませんが、今度出るアルバムに収録されることを期待してみよう。