- 作者: デイビッドメッキン,國貞克則
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/06
- メディア: 単行本
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- 一体理解法の筆者が翻訳した本。個々の説明は一体理解法より詳しく分かりやすいので、あわせて読むといい感じに相互補完される。あちらの続巻も、明らかにこの本の影響を受けているし。後半1/3は直接関係ない内容だったのでスキップ。
- EPS、ROEを起点として、P/E、株価の簿価と市場価格、のれん、P/B、株価の理論値算出方法等が一貫して説明されいて、今まで読んだ中で最も分かりやすい説明だった。
- 面白かったのは、P/B(PBR)という単語が一度も登場しなかったことと、ROAに一切触れられてなかったことか。
- サンプルで出てくる財務諸表が米国方式なので、それなりに違和感あり。一応、筆者が注意が記してくれてるけど。
- 作者: マーク・ダグラス,Mark Douglas,世良敬明
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2002/03/13
- メディア: 単行本
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- 翻訳がひどいという意見が多かったけど、それは気にならなかった。同じことの繰り返しで飽き飽きしてくるのはいい加減にして欲しいけど、繰り返されている内容自体には同意できるのです。問題は、それに対して具体的にどうやってアプローチしたらよいのかさっぱり書かれていないこと。がんばって3/4位まで読んだけど、どうでもよくなって本棚行きに。
- 一つだけハッとしたのは、テクニカルにほぼ同じ状態が再現されたように見える場合でも、参加するプレイヤーも意思も全く異なるものであると言うところ。言われてみればその通りなのだけど。
- 相場を結果がランダムなゲームに例えている風の表現が多数あったのが違和感だけど、LTCMを批判しているのか?