- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1959/11/17
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- 作者: 遠山啓
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- まさか、こんなところでこの本の書評を見かけようとは。:-)
- この本を読んだのは大学受験(二浪の時)のまっただ中。当時お世話になった予備校の先生が「遠山啓を尊敬している。」とおっしゃっていたのがきっかけで読み始めました。
- 普通に面白い本でしたが、微分方程式の応用例として紹介されていた運動方程式(m・dx^2/dt^2 == Σf)の記述を見たとたんに何かがパラダイムシフトしたのを覚えています。結果、駿台の坂間先生が一貫して主張していた内容と数学が一直線に繋がって、「あれ、もしかしてあの先生が言っているのは、このことなのか!?」って感じにひらめきました。いや、本当に。
- ひとたび分かっちゃうと、どんな問題が来てもここに立ち返れば絶対に解けるので、パズルみたいに問題を解く余裕が出来ちゃって、おかげで物理が一気に得意になったのはよいのですが、まあ、おかげで人生も相当狂ってしまったのも事実でありまして..orz 実家にまだ置いてあるはずなので、長期帰省したときにでも読んでみようかなと思います。