バッチ処理が出来るWMVのエンコーダー

録画したはよいものの、見る機会がないままのMPEG-2形式のファイルに圧迫されて困り果てたので、根こそぎWMV形式に圧縮してしまおうと画策中。量が多いので、寝ている間に処理させるしかなく、バッチ処理できるエンコーダーを探しているのですが、意外と見つかりません。

開発元の作ったエンコーダーなので大丈夫かと思ったら、バッチ処理についてはこんな記述があった。なめてんのか、Microsoft

16. コンテンツについてエンコードのバッチ処理を行うにはどうすればよいですか。 

Windows Media エンコーダ 7.1 SDK を利用し、Visual Basic や Visual 
C++ でアプリケーションを作成すれば、自動でバッチ エンコーディング
が行えます。 また、VBScript、JScriptR、Windows Script Host も使え
ます。SDK には、Visual Basic ベースのサンプル アプリケーションが組
み込まれており、バッチ エンコーディングのデモが行えます。 Windows 
2000 と併せてインストールされる Windows Script Host は、どの 
ActiveXR スクリプト エンジンにも対応しており、スクリプトの読み取り
や変換ができます。Windows Script Host とバッチ エンコーディングの
詳細については、Microsoft の Web サイト SDK を参照してください。  

こちらにうまい方法が紹介されておりました。

  • 気づいた点
    • Windows Media EncorderはMedia Playerを入れただけではインストールされないのかな?
    • Media Encorderをインストール後、リブートしないとcodecが表示されないらしい。
    • TMPGenc2.5なら、バッチエンコーディングも出来るようだ。
    • Qualityの意味がよく分からないが、ニュース画像のような実写がソースである限り、80-93の間で画質はあまり変わらないみたい。
Quality size
Source 18.5MB
80 3.47MB
85 4.30MB
88 5.52MB
90 8.84MB
93 12.4MB

とりあえず、88あたりにしておくのがコストパフォーマンス高そうですが...

追記(6/30)

  • 解説を読みつつ気づいた点をメモ
    • Windows Media Codecをインストールすると、既存のmp3 codecを上書きされてしまうようだ。従って、mp3 codecn再インストールが必要。せっかくなので、lameを入れるべし。
    • 圧縮コントロールは、One-pass Quality VBRがお勧めらしい。ただし、エンコード後のファイルサイズが予測不可能な点がデメリット。
    • 品質レベルは、(61 65 68 72 75 79 83 86 90 93 97 100)の階差に丸められてしまうらしい。指定した数値が少ない場合は、より小さい値にされてしまうのに注意。
    • すると、実用的な数値としては90 or 93ということになるのかなあ..こればかりは、自分の目で見て納得のいく数値を見極めるしかありません。
    • ちょうど届いた「雲のむこう、約束の場所」で実験してみるかねえ。