Errors in ThinkPad Bios and Thinkvantage Software | NotebookReview

  • ThinkpadBIOS設定で妙なはまり方をしてしまった。BIOSパスワードやハードディスクパスワードを設定する際にはパスフレーズを用いているのだが、何故かパスワード設定画面でスペースが入力出来ない。BIOSの項目を眺めてみると、Pass Phraseという欄があり、そこがDisabledされていることが原因と思われる。しかし、この項目が選択出来ない。
  • と思って検索しても、日本語の資料が全く出てこない。しかたないので、英語で調べてみたらこんなのがヒット。結論としては、先にパスワードを設定してしまっている状態では、パスワードに利用可能な文字列に関する設定は出来ないようになっていると言うことなのね。言われてみればその通りと思えるけど、もうちょっとドキュメンテーションをちゃんとやって欲しい。
On my T500 the bios passphrase only works when i disable all 
three passwords supervisor, power-on and hard disk. 
I can't find any mention of password reset in bios.
  • やっと設定できると思ったら、こんな警告メッセージが出て来た。3 Passwordsというのは、BIOSで設定するSupervisor PasswordとPower-On PasswordとHarddisk Passwordのことをさしていると思われる。
Attention!
If passphrase is enabled, the 3 passwords are stored in secure format.
Therefore, you will not be able to swap and use this hard disk with 
other PCs that do not support the longer, secure passphrase.
  • それぞれ微妙に用途が違うようだけど、個人で使っているのであれば、全部同じ文字列で3種類設定しておくのがよいだろう。暗号化と違ってパフォーマンスが落ちるわけでもないし、紛失・盗難への対策は十分に果たしてくれる。それでも暗号化しないと不安な自分がなんともな。

http://www-06.ibm.com/jp/pc/think/security/solution.shtml#hdp

  • Supervisor Password
スーパーバイザー・パスワードは、BIOS設定を保護するためのPC管理者向けの
パスワードです。スーパーバイザー・パスワードを設定するとBIOSの設定の変
更が制限されます。企業内にてPC管理者がBIOS設定を行い、エンドユーザーに
はBIOS設定を変更させたくないときなどに有効です。例えば、PC管理者がパワ
ーオン・パスワードを設定しておけば、エンドユーザーはパワーオン・パスワ
ードを知っていても解除はできなくなります。また、スーパーバイザー・パス
ワードを忘れてしまった場合、修理依頼では解除できず、有償でのシステムボ
ード交換となります。
  • Power-On Password
パワーオン・パスワードとは、電源の投入時にパスワードの入力を求めること
で第三者によるPCの不正使用を防ぎ、ハードウェアの紛失、盗難、スパイ行為
などによる情報漏えいを最小限に抑えるシステムです。このセキュリティーを
解除するには、あらかじめ設定したパスワードを正しく入力するか、Lenovoに
依頼してパスワードそのものを消去しなければいけません。ハードウェアの紛
失、盗難、スパイ行為などによる被害を抑えることが可能です。
  • Harddisk Password
内蔵HDDに対してパスワードによるロックをかける機能です。第三者が勝手に
内蔵HDDを取り外して他のコンピュータに取り付けたとしても、このパスワー
ド機構により情報漏えいを防ぐことができます。
また、企業におけるPC管理者とエンドユーザーが別のパスワードを使用できる
ように、ユーザー・HDD・パスワードとマスター・HDD・パスワードの二つを設
定することができます。
HDDの盗難を防止する効果的なセキュリティー・システムですが、いったん設定
したパスワードを忘れてしまった場合、その特性上Lenovoに修理依頼を行って
もパスワードの解除はできずに有償にてHDD自体の交換となりますのでご注意
下さい。