溜池通信 vol.761

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協議の最中に、メリルリンチがバンカメに対し
て突然、身売りを申し出るという「離れ業」まで飛び出した。つまりメリルとしては、
「リーマンを押し付けられるくらいなら、身売りする方がマシだ!」と考えたし、バンカ
メは「これでもう私には買収の余力はないですからね」という言い訳ができた。最後はバ
ークレーが買収を断念してゲームセットとなった。一連の駆け引きは、「史上最大のポー
カーゲーム」などと呼ばれたものである。

  • あの時の出来事はこういう解釈もあるのか。目からうろこ。