SMRのHDDの高負荷アクセス時にOSが固まる現象

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ウィルソンキンさんクチコミ投稿数:19件2022/12/17 02:35(3ヶ月以上前)
NASには、SMRが向かないという理由はなぜでしょうか?

NASのコントローラはHDDからの応答時間が一定以上を超えた場合、リセット動作を行い再度読み出し/書き込みをします。
つまりはHDDが処理できていない?壊れた?という確認のためのリトライ処理が走ります。
一般的なCMRのHDDでは、この応答時間がある程度の範囲に収まっているで、これを基準にNASなどのコントローラは実装されている。
だが、SMR方式では、中心部側の角速度が遅くなるところに近づけば近づくほど致命的な応答性能低下が見られる。

ディスクの使用状況が多くなった場合に見られるので、簡易的なベンチマークでは発覚しない。

なので、SMR方式のHDDはWindowsPCでは致命的な応答速度低下を見せつつも、OS側がフリーズ状態で待ってくれるのでなんとかなる。
Windowsおっそいなぁという状態になる。

だが、NASやHDDレコーダーなど設計時にCMR方式の応答性能をもとに計算された書き込み/読み出しメモリ容量に制限のあるシステムでは
致命的な問題だ。

Windowsではどんくさ性能で使えるかもだが、そんな

  • まさにこれなのだが、今どきのOSのプリエンプティブマルチタスクでも乗り越えられない問題なのか。
  • 確かにOS全体がフリーズするだけで澄んでいるので、時間が経てば解消するのだけれど。