皇国の守護者〈1〉反逆の戦場 (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 佐藤大輔,塩山紀生
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/07
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皇国の守護者〈2〉勝利なき名誉 (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 佐藤大輔,塩山紀生
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/07
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- やっぱり、このシリーズは読みやすいなあと思います。でも、世界設定で、何回読んでも分からないのが一つあるのです。
- <大協約>は、人と龍(正確には、天龍なのかな?)との間で定められた協定である。
- <大協約>は、<大協約>世界でのルールであり、全ての人と龍はこれに従う。
- 天龍はほぼすべて<皇国>にのみ生息し、龍族利益代表は少なくとも<皇国>に派遣されている。
- 年に一回、大聖議が開催され、<大協約>の見直しや違反者の処罰が行われる。
- あー、うまくまとまらない。あとあと。
「まず第一に」 「見栄えをよくする」 「第二は?」 「軍に十五年以上いる下士官のいうことはすべて真実です。特に彼が実戦を経験した古強者であれば。 彼らに逆らってはいけません。卑屈にならぬ範囲で敬意を示してください。」 「第三は?」 「前線で肩を並べるまで、誰に対しても、過剰な信頼を寄せないでください。本当の価値はそのときまで分かりません。」 「第四は、どうにもならないほどの馬鹿野郎と出くわした場合です。」 「無能?」 「というより、頭のいい莫迦も含まれます。ああ、天がせっかく与えてくれた力の使い方を知らないという意味では、 やはり、無能といってもいいでしょうね。ひどい場合、力の全てを逆向きに使う奴もいますから。」 「それで?そういうやつはどうする?」 「なるべく関わりにならぬ事です。」 「必要な相手だけに。妙に出来すぎるところを見せても、あまり特にはなりません。 いらぬ面倒を押しつけられるのがオチです。」