橋本紡

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫) 半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon (電撃文庫) 半分の月がのぼる空〈3〉wishing upon the half‐moon (電撃文庫) 半分の月がのぼる空〈4〉 grabbing at the half-moon  (電撃文庫)

何も考えずに読めるという理由から、通勤途中にライトノベルを読むようになりました。豪屋大介の作品以外は基本的に乱読。タイトル買い、表紙買いが中心ですが、思いがけない名作と出会えるのが面白い。読み出したら止まらなくなって、一日一冊ペースで読んでました。
四巻後半、裕一が見た夢とその後の行動に妙に共感。状況は全然違うが、同じ様な経験をしたことがあるのです。そのまま読み進めて、不覚にも泣きそうになりました。昨今のライトノベル作家の実力をなめてはいけません。しかし、あの三巻の終わり方はないっしょ。

citation

作中で、文学作品が引用されます。
ジョバンニとカムパネルラのやりとりが妙に心惹かれる。「銀河鉄道の夜」って普通に書店で買える物なんだろうか?
「命をかけてきみのものになる R」は屈指の名シーン。引用元の「チボー家の人々」にも興味が出てきた。

大人買い

橋本紡の他の作品を読みたくなったので、ピアノの帰りにブックオフへ。偶然にも全作品が置いてあったので、思わずまとめ買い。合計、三千円弱でした。

リバーズ・エンド (電撃文庫) リバーズ・エンド〈2〉slash the heart (電撃文庫) リバーズ・エンド〈3〉free the birds (電撃文庫) リバーズ・エンド〈4〉over the distance (電撃文庫) リバーズ・エンド〈5〉change the world (電撃文庫)
猫目狩り〈上〉 (電撃文庫) 猫目狩り〈下〉 (電撃文庫) 毛布おばけと金曜日の階段 (電撃文庫)
バトルシップガール (電撃文庫) バトルシップガール〈2〉隠された惑星 (電撃文庫) バトルシップガール〈3〉ファリナス襲来 (電撃文庫) バトルシップガール〈4〉戦いの果てに (電撃文庫) バトルシップガール〈5〉ナツミをさがせ! (電撃文庫) バトルシップガールSP―いつの日か (電撃文庫)

印象

ライトノベル全般について言えますが、イラスト次第で全然印象が違っちゃうんですよね。↑の作品、ホントに全部同じ人の作品とは思えないんですが。orz