住友里子

  • 島本先生のラジオ経由でタッチを読んでしまったのだけど、アニメ版しか見たことが無かったのでコミック版最終巻近傍のやりとりは驚きでありました。

達也「試験をうけてみようと思ってさ。」
里子「試験?」
達也「これ以上ない厳しい試験だよ。なにしろ相手は今一番輝いてて最も魅力的な、日本中の憧れの女の子なんだから。」
達也「そして自分の気持ちがその試験に落とされるようなら、その程度の思いでしかなかったなら…忘れることも不可能じゃないなってね。」
里子「バカみたい」
達也「おっしゃるとおりです。」
里子「受ける前から自信タップリのくせして…」
里子「でもそんなもんかもね。本当の自分の気持ちなんて結構わかんないもんよね。
とくによく効くブレーキを持ってる人には…。
アクセルのかわりになったかな?」

  • これがあだち節って奴なのかと思うわけだが、この構成だと朝倉さんの噛ませ犬になってる住友さんが不憫であります。めっちゃいい子じゃないですか!

里子「ーーよし。」
里子「この帽子、返そうと思って持って来たけど……」
里子「気が変わっちゃった」
里子「返さないもんね」
里子「いいわよね……」
達也「…ああ」