トム・クランシー - Wikipedia

  • トム・クランシー氏が亡くなったとのこと。「合衆国崩壊」より後は読まなくなってしまったけど、ジャック・ライアンシリーズは大好きでした。映画は微妙だったけど。
  • 原作を読む時に注目なのが翻訳者の変更で、井坂清から田村源二になったところで妙に残念な感じが漂ってました。
  • 実は最初にはまった作品は「レッドストーム作戦発動」だったったのを思い出した。読んだのは20年以上前か。冷戦期に第三次世界大戦が発生したらこんな感じに進むのかもと言う淡々とした描写の連続でしたが、今でも印象に残っているエピソードは二つ。アイスランド海兵隊(?)の歩兵部隊を率いることになった空軍尉官と現地女性の逃避行と、F-15と骨董品のASATで史上初の人工衛星キラーのエースになった女性パイロットのお話です。

レッド・ストーム作戦発動(ライジング)〈上〉 (文春文庫)

レッド・ストーム作戦発動(ライジング)〈上〉 (文春文庫)

レッド・ストーム作戦発動(ライジング)〈下〉 (文春文庫)

レッド・ストーム作戦発動(ライジング)〈下〉 (文春文庫)

  • 映画「トータル・フィアーズ」は最悪だったが、原作はシリーズ屈指の傑作だと思うのです。あまりはやらなかったようなのが残念。米ソのホットラインってこういうシステムなんだと思わず感心してしまった。

恐怖の総和〈上〉 (文春文庫)

恐怖の総和〈上〉 (文春文庫)

恐怖の総和〈下〉 (文春文庫)

恐怖の総和〈下〉 (文春文庫)

  • JALカミカゼパイロットが全員集合状態の米国議会に特攻して、米国の立法・行政・司法が麻痺してしまった中で同時多発な事象に立ち向かうスパイマスターのお話。ストーリー自体はトンデモなのだけど、細部の書き込みが徹底されているので物語としては楽しめます。中でも、エボラウイルスによる生物テロ関連の進行に釘付けでした。

合衆国崩壊〈1〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈1〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈2〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈2〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈3〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈3〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈4〉 (新潮文庫)

合衆国崩壊〈4〉 (新潮文庫)