エアコンの掃除 再び

  • 先週末に洗浄してみたものの、送風ファンに名状しがたいカビとも埃も言えない何かがこびりついているのが気になってしかたないので、本格的に準備を整えてやり直し。
  • 作業開始が09:00頃、作業完了が17:30頃なので一日作業になってしまったけど、終わった後の達成感は絶大でした。
  • かなり無理な体勢で作業が続いた結果、腰をゆわしてしまったようです。幸い引きずらなかったけど、一時立ち上がるのも難儀したくらい。姿勢って重要。

やったこと

  • 外せるボディを取り外して中性洗剤で洗浄 -> カビキラーで消毒
  • フィルタを取り外して中性洗剤で洗浄 -> カビキラーで消毒
  • ルーバー(上下)を取り外して中性洗剤で洗浄 -> カビキラーで消毒
  • カバーを取り外して中性洗剤で洗浄 -> カビキラーで消毒
  • 放熱フィンをバスマジックリンと歯ブラシで予備洗浄
  • 送風ファンをバスマジックリンと綿棒で予備洗浄
  • 放熱フィンをくうきれいで洗浄
  • 送風ファンをくうきれいで洗浄

バスマジックリン泡立ちスプレー壁の防カビプラス

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くうきれい エアコン内部洗浄剤サービスタイプ (エアコン洗浄剤 冷却フィン用)

くうきれい エアコン内部洗浄剤サービスタイプ (エアコン洗浄剤 冷却フィン用)

くうきれい エアコンファン洗浄剤 (エアコン洗浄剤送風ファン用 養生シート付き)

くうきれい エアコンファン洗浄剤 (エアコン洗浄剤送風ファン用 養生シート付き)

感想

  • 今回の作業内容は、業者に\15,000前後で依頼した場合の作業内容に近いはず。業務用洗剤と高圧洗浄機は準備できなかったが、寄せ集めで実施した作業としては十分でしょう。実際にエアコンに向けて放水してみると、空圧式噴霧器がパワー不足なのはよく分かります。壁側の放熱フィンに水を直撃させるのはこの装備では困難。
  • 防水処理が不十分だったのは反省点。業者がこんなことやったら即クレームであろう失敗を連発してしまった。まず、養生テープは水に弱い。隙間から水が染みこんで剥がれてしまう。さらに、界面活性剤入りの洗剤を使うので、ガムテープを使っても粘着力に不安がある。伝送周りに影響が無かったのは幸運だったけど、下手したら水没してもおかしくない状態でした。
  • 今回は、カバー取り外し -> 放熱フィン洗浄 -> 送風ファン洗浄の順で実施したけど、送風ファン洗浄 -> カバー取り外し -> 放熱フィン洗浄の方が水回りのトラブルは起こりにくいと思う。カバーが付いていれば、放熱フィン洗浄後の汚水は送風口からうまく排水されるはず。
  • フロントカバーの取り外しが予想外に手間取った。ツメ止めだと思って丁寧に外そうとしても外れなくて、力任せに引っ張ったら両面テープ止めだったことが発覚した。
  • ドレーンパンは手つかずなのが残念。壁側はどうしようもないけど、前部に希釈したカビキラーを洗浄瓶で流し込もうか悩んだけど自粛した。
  • 送風ファンは、マジックリン -> 水洗い -> 綿棒 -> くうきれい -> リンス&水洗い ->綿棒で洗浄したけど、取り外して丸洗いしない限り汚れゼロにはできないのでどうしようもない。この機種はルーバー(左右)が本体と一体構造で取り外せないので、送風ファンへのアクセスが悪い。手で綿棒をつかむと握力が持たないので、ペンチでつかんだら、ルーバーが傷だらけになってしまった。orz
  • くうきれいのリンス不足はネットでの評判だが、事実でした。特に、送風ファン用のリンスは4本あっても足りないと思う。霧状になら無いのであちこちにこびりついたムースの泡を落としきるのは困難でしょう。成分がエタノールと書いてあったが、消毒用のエタノールで代用できるのか?今回は水を4L位使って洗い流しました。

反省点など

  • 水受けに90Lのゴミ袋を用意すべきだった。45Lのゴミ袋だと、受け口が小さくなってしまって水の取りこぼしが結構あった。
  • 高圧洗浄機は思い切って購入してもよいかも。
  • 来年以降は、業者に\30,000位支払って完全分解の洗浄をしてもらうのがよいと思う。この費用はエアコンのランニングコストとして認識すべき。
  • 今後エアコンを購入する時は、メンテナンス性を最優先で考えるべき。自動掃除機能など論外だが、最下位のグレードにするとルーバーが取り外せないなどの罠にはまるので、見極めが重要。